26th May 10
8時台に起床。なぜかというと、9時過ぎくらいにアディーナが来ると聞いていたので。。でも、シャワーを浴びているうちに彼女は来てしまっていた。タルの家のシャワーは、トイレにシャワーと排水があるだけなので、「怖がるな」と言われたけど、普通の部屋のスペースに水が流れ出ていくのはやはり怖かった笑
それから、アディーナの持って来てくれたケーキやタルがエスプレッソ(メーカーはカフェのボスがくれたんだそうだ。プロ意識、なのか?)を飲んだりしながら話す。アディーナが昨日のワークショップについて褒めてくれた。一番理解してた生徒だったって。素直に嬉しかった。
あと、レバノンのミュージシャンの件を話してみる。センシティブな事柄だけに、一度では伝わらず、焦る。でも、きちんと伝えようとすれば伝わるし、しかも乗り気だった。ニスリーンに言ってもっとパレスティニアンのアーティストの作品を聴かせるとか、学生同士の進行中のプロジェクトを見せるとか、イスラエルのアーティスト(アディーナの声のものやアミールのもの)作品とか、いろいろアイディアが出た。これからつめて行きたい。で、タルのドキュメントを見せてもらう。足でテーブルの足を代用して、その上で紅茶をこぼし、かつそれがこぼれないようにするもの。あと、僕とさかなくんが横浜でみそびれた、観客を連れ出して整列させて、彼等に視線を合わせながらシャツを脱ぎ、その後彼らの側に並ぶことで見ているものをすり替えてしまうようなパフォーマンス。最後にすり替えるようなものが好きだ、っていうのがなかなか難しかったけれど、なんとか伝わってよかった。(アディーナに限らず、僕の英語が足りなくて伝わらないときのイスラエルの人はちょっと怖い。笑 でも決してめげてはいけない。)
それから、出発。アディーナとギルとはそれぞれここでさよならする。二人ともラブフルな人たちだ。アディーナとは再訪を約束し、また日本に来てくれたら、寿司をつくってあげることに。笑 ギルとはフェイスブック、かな?
それからタルとテルアビブの街並みを見物する。ここはバウハウスの建築が多い。ドイツから多く移住してきたことや、ユダヤ人の”新しい街である”(最初のユダヤ人の街だ)という主張からモダン建築が多く建てられたらしい。屋根が平らなことも影響してか、増改築が進んでいる。上に載せただけみたいなのもだし、飲み込むように二つのビルをひとつにしてるものもあった。それから、アンティークの玩具屋に入る。不思議。石鹸屋は居づらくてすぐ出た。それから、テルアビブのマーケット。すごく活気がある。タルがハルバというお菓子を買ってくれ、食べながら歩く。時々録音。スパイスもいくつか買う。ザタルを発見したのは嬉しかった!
道で、”IS REAL?”と書かれたグラフィティを見つけたら、タルもそう思う事があるとのこと。(国の)先のことはわからないこととか、敬虔なユダヤ教徒の多くが働いていないこととか、沢山のいろいろなこと。
で、少し歩いて、海へ。煙草の火をつけるのも一苦労。美術に関する先のことを話す。そうそう、英語のコミュニケーションは出来てると褒められた。
あと、彼女の祖父母はポーランドからの移民で、彼女は”第3世代”なんだけど、祖父母の母語はポーランドで、彼女の母語はヘブライだ。である時おじいちゃんのポーランド語がすごく上手いのがわかったんだそうだ。何十年経っても母語は忘れないみたいだ。
それから、歩き始めた頃に突然フェスティバルで出会った男性に会う。彼も一行に加わり、ご飯。ホモス屋さんで、ファラフェやサラダ、ピタ、ターキッシュコーヒー。
そのあたりは既、ヤッフェ(地名)。ヤッフェはヨッフィ(グッド)などと言っているとどっちがどっちかわからなくなる。
で、ヤッフェのフリーマーケットへ。イスラエルの古い写真をいくつか買う。それから、年賀状(送ったものを売ってる!)に、年賀状で戦争讃美なものがあって、それを見たタル「本当にクレイジー」
少しして、バス停へ。すんでのところで乗り過ごす。数分待って、乗れた。ふたりとも遅刻がちで、僕がそうなのを知ってるソーニャは間に会うように念を押していたのに。笑
タルの家に荷物を取りに行き、タクシーに飛び乗る。それからソーニャと会う。どこかのフェスティバルでの再会を約束し、タルとはここでさよなら。
ソーニャと高速に乗るといつも交通についての愚痴。笑
プレム宅について、チケットのプリントをさせてもらい、レバノンのミュージシャンの件の相談。すすみそうな雰囲気。
それから荷物を持ってイリット宅へ向かう。ソーニャにさよならの挨拶をする。それから車でイリット宅へ向かう。途中、昼の月と建物がすごく綺麗だった。荷物をスーツケースまとめる。重要な機材はバックパックに。行きはイリットのテントの作品やら、日本からのお土産やらでパンパンだったけど、帰りも結局同じくらい。猫達に挨拶して、丁度帰ってきたイリットのルームメイトに挨拶して、ムスラガミックス(メディア系の学校の展示)へ。急いでいるみたいで、ヘブライでプレムとイリットがずっと話していて寂しい。気を使って英語で話してくれてたんだよなあ。
ムスラガはメディアや音楽、映像、それとソーシャルアートの学校で、僕らのプロジェクトのメンバーでは、リオラがソーシャルアートのコースに、それと僕がお世話になったアミールがメディア(音楽?)のコースにいる。
プログラムとかはほとんどないけど。モーターで動く彫刻やビデオの屋外での上映(これがすごく多かった)
ダンスのパフォーマンスを見ていたら、五月蝿いパレードが来て少し嫌な気持ちだった。
人ゴミのなか、ムスラガの音楽の先生を紹介してもらう。
それから、クレープみたいなやつを買って空港へ向かう。
ここでイリットと挨拶。もうお世話になり過ぎて何を言えば良いのかわからなかった。結局、新しい話したいことがあるから、またSkypeで。一緒に写真をとって、「レヒットラオッ(ト)」(またね)と言ってムスラガ出発。
車中なんだか、何を言えば良いのかわからず、黙りこくる。
敬虔なユダヤ教徒専用のWebのフィルターがあることや、彼らがTVを見ないこと(よくないものが写っているかららしい)、知は力なりが信条であることなどを聞く。
唐突に、
違った文化を見ることで、自分の文化を知るのだと思う、と伝えると
インディアンの格言の「人は人、文化は文化」(だったかな、、、。)違いはあっても同じだよって言われる。
一番面白かったのは「何故日本人はいつもイエスというのか」の会話だったと伝える。なんだか日本人に対しての批判と響いたのか
「そう急に変わるなよ、イスラエルはイスラエルの、日本は日本の、文化があるよ。そしてそれらは全部コミュニケーションのことだよ」みたいなことを言ってた。うまくかけないけど忘れないようにメモしておく。
あと、「これが君のアーティストとしての最初の旅だね」と言われ嬉しくなった。
空港について、プレムに挨拶。ありがとうと三回言う。長いハグをして、煙草を交換する。
で空港のセキュリティチェックへ。アディーナの授業に呼ばれた件、エルサレム、ベツレヘム、テルアビブに行き、プレムのとこに居た。と言った。多分ベツレヘムに行ったこととプレムの住所を知らなかったことがいけなかったのだろう、待たされた挙句、もう一度同じ質問。
疲れもピークでかなりかりかりしてしまった。荷物の検査も厳重でスーツケースを空けて電子機器は出させられた。チェックが終わると日本のゲイシャについて無駄話をしながら、パッキングし直し。無事チェックは潜り抜けるも、結構おしおしでバンゴ(BANGO、ピーナッツのイスラエルオリジナルのスナック)は見つけられなかった。ゲートまでの道でなんだかレリジアスピーポー(は服装でもアイデンティファイされるのもあって)に意地悪されてチェックやらされてるような気に、少しなってしまった。ユダヤ教徒が迫害されてきた理由は服装やスタイルにもあるのではないか?と考えた。
ぎりぎりで飛行機に乗る。
飛行機ではとなりのおばちゃんに足をこっちに向けて寝られて(しょっちゅう僕の席へはみ出している!)10時間我慢するのは、しんどいので違う席を用意してもらった。Noとちゃんと言う事が大事なときもある。降りる時におばちゃんも謝ってくれたし。なんてことないけど、とかく話題に事欠かない旅でした笑
乗り換えの際、韓国で
ほっとする匂いがする、と思ったら自分の吸ったプレムからもらった煙草の匂いだった。
26th May 10
早起きして、ソーニャにテルアビブまで送ってもらう。車中(渋滞してたのもあって)各々の国の交通について愚痴る。バスターミナルで降ろしてもらい、今度はアディーナとバスに乗ってエルサレムへ。車中ではあまり話せないので眠る。終点からタクシーに乗り換え、ベツレエル大学へ。この名前は聖書に出てくる寺をつくった人の名前、すなわち大昔のアーティストの名前なんだそうだ。大学のある丘はヨルダンとの戦争で取られたり取り返したりと、政治的に重要な場所みたい。。
少し時間があるけど、何が一番したい?と聞かれ強固に煙草、と主張する。なんだか、自己主張が強くなっている!?笑
彼女がコーヒーを買って来てくれる間に煙草を吸いながらブログを書く。
アディーナのクラスのワークショップへ!ワークショップでは教室を出てキャンパスをうろうろ。丁度良い場所にたどり着き、その場で”動く”パフォーマンスのエクササイズ。生徒一人づつやって見せたり、全員で時間を決めてやってみたり。演劇的な動きではなく、普通の動きだけで何かをする。僕は最初、音次第で動いたり、止まったりしていたんだけど、途中でよくわからなくなってしまった。その後、機械的なものじゃなくて、もっと感じたことを身体によって空間や時間に絵を描いていく為のエクササイズとわかって、自由になった。単に速くはもっと速く、ゆっくりはもっとゆっくりに動く為のエクササイズなどもした。表現する際の目盛りを細かくするプロセスなのかな、と思いながら、走ったりゆっくり歩いたりしてみた。ある学生のものでは、裸足で地面を確かめるように歩いていて、彼の感覚が素直に伝わって来るようでよかった。また、ある視点から見ることを想定してあって、隠れるということも何度も言っていた。隠れるということは、ほとんど”存在している”ということだと。また、目隠しをする、というのも、違った形の”隠れ”る行為なのだとも。(観客は彼の見ていない事が判るから)
一旦短い休憩でそそくさとフランスからの交換留学生のロイについて行き煙草を吸う。彼は普段はインスタレーションやペインティングをやっていて、ひとつのプロジェクトでは”もし私があなたの靴だったら”というテーマでつくってるとのことだったけど、いまいちよくわからなかった。想像力を養ってるのかな?休憩後に最後にひとりづつパフォーマンス。ある学生はひたすらゆっくり歩いたり、ある子はちょっとした物語を感じさせたり。。僕はゆっくりと早いを組み合わせてから、他人が通りがかるのに合わせて地面に寝てみた(こっそり山岡さんへのリスペクトも兼ねて)好評でした。
ワークショップ後に、コーヒーを持って大学の眺めの良い所へ。歩きながら僕がどういう経緯で今みたいな感じなのか説明したり、アーレフというイスラエルの木を教えてもらったり、松の実の一種を食べさせてもらったりした。眺めの良いところについて、プロジェクトに関する話しをする。あと、イスラエルにはムスリムのアーティストは居ないの?と聞いてみた。答えはいないとのことのようだった。イスラエルはユダヤの国だから、とか皆がアディーナやニスリーンみたい(に自由)ではない、とかとても沢山の理由があげられることに事の複雑さを感じた。それからファラフェを食べに行った。小さいのを食べたことあったけど、すごく美味しかった!!ピタじゃなくて、ホットケーキみたいのに包んであった。それから敬虔なユダヤ教徒達のエリアに。ある辻でカメラを構えたらアディーナに止められて「(通行人の)彼女が怒ってるから止めた方がいい」と言われる。その先はユダヤの正装でないと入れないみたい。変えがたい強い意思みたいのを感じて複雑な気持ちになる。
そういえば、ユダヤ教徒が頭に載せてる小さな帽子は、さらに大きな存在である紙に敬意を表したものなんだそうだ。日本の挨拶も、相手の大きさを讃えるもの、と伝えると納得してくれていた様子。あとアディーナは着物がきつくて嫌いなんだそうだ。どこで着たんだろ?
バス停で、イスラエルの問題の難しさについて少し話す。大事な事をとりあえず、感じている事を率直に伝える。もっともちろん勉強したり知識を持ったりしなければいけないけれども、とりあえず、少しだけ、イスラエルに来ることで、知るだけでなく、感じられた気がする、とだけ言った。
それからバスに乗ってエルサレムのバスターミナルへ。途中、彼女の病気の夫の話しになる。昨夜の(僕を含めた)皆の来訪を喜んでいたとのこと。イスラエルではなんだかいろんなことが切ない。厳重なセキュリティチェックを経てバスターミナル。チケットを買い、バスを待つ。トイレに行きたくなったけれど、行かせてもらえなかった笑
車中でブログ用のメモを更新。
ナバと会って彼女のキュレーションした展示へ。トランスジェンダー、フェミニズム、いろいろ。社会の決めた歴史じゃなくて、個人の物語(むらしが言ってたことと重なるらしい!!)
それから、テルアビブの音散歩。ナバは道を間違える度に申し訳無さそうなんだけど、僕は音とってるから全然気にならなかった。歩きながら、何故アフリカ系の敬虔なユダヤ教徒が嘆きの壁に居たのか聞くと、彼らはエチオピアからの移民で、もともと貧しくて、迫害みたいなこともされてきたらしい。で、敬意なユダヤ教徒になると、政府からの援助があるのでしばしば彼らはとても敬虔なユダヤ教徒になるんだそうだ。(ちなみに敬虔なユダヤ教徒をイスラエルの人々はレリジアスピーポーと呼んでいた)
でもいいかげん歩いた頃に、タルのカフェに向かうことに。カフェでギルという中川さん似のペインターでビデオアーティストに会う。ギルとナバはアメリカで勉強してたっていう共通項が英語の訛りでわかったりして、びっくりした。
少ししてナバが用事の為のに帰る。ギルが近所のおじさんとヘブライで話してるからつまんないなあと思っていたら、足立さんからレバノンのミュージシャコンサートの企画の打診。!!
丁度良いのでギルにレバノンについて聞いてみた。ガザとも繋がっているだろうことを教えてもらう。会話は中断してしまったけど、率直に聞いてみれて、とりあえず、よかった。
タルがご飯を出してくれた。
タルの閉店作業を手伝う。合間でギルと話してたら、彼は”妄想代理人”が大好きとわかりテンションが上がる。”東京ゴッドファーザー”を勧めて、その流れからホームレスの話、ニートの話になった。彼はニートのドキュメンタリーを見て興味を持っているそうで、僕が実際にそうだったことを話すとよかったね。と言ってくれた。
閉店し、市中へ。
ハヤと落ち合い少し歩く。イスラエル煙草のノブレスを二つ買った。
それから四人で歩いてるうちにスシバーを発見。爆笑しながら食べる。コメントに困った。笑
それからアナットを待ちながらビール。これがバーツアーの始まりだった。ホワイトビールを探してみたけど、あまりこっちでもポピュラーじゃないみたい。アナットが来て、少し話していたら、ハヤが早くも帰る時間に。再会を約束し、見送る。
それから皆でダンスに。強い酒を少し飲み、踊る。DJはいまいちだった。違う店に行くもやってなくて、ビール片手に少し散歩。別の店に。今度はビールの件で追い出され、二件目の店に。ここでアナットが帰る。
最後はタル、ギル、と三人で踊って帰る。ちょっと飲み過ぎて、帰り道調子に乗ってトラックにダイブ。ギルが子供っぽいところを見せるので、一緒になってふざけてしまう。すごく若者らしい感じ。そのままギルと二人してタルのマンションの階段を駆け上がった。
それから水を二杯も飲まされて、三人で床に座ってぶどうを食べて、眠った。
24th May 10
起きてコーヒータイムに間に合わないことを悟り、二度寝。
ごそごそ起きて、朝ご飯探しに行く。で、日本好きの女の子と会うも、少し様子が変。元気が無い。聞くと怪我をしたらしい。木陰でお父さんぽい男性が話を聞いているのを横でなんとなく付き添う。彼女が泣き出してしまったので少し慌てた。後で聞いたら、今朝彼女の両親が離婚したそうだ。そのせいもあるのかな。わからないけど、何しろ、まだ19歳なんだから。
近くをぶらぶらし、フェスティバルの撤収作業を手伝う。オーガナイザーのリーダーのウリに送ってくれる人を紹介してもらう。で、木材やテントの解体の手伝いをする。”fuck google, Ask me!”って書いてあるTシャツを着てる人が居て、それってすごく良いな、と思った。
14時、すし詰めの車で森を後にする。
プレムの家に着き、少し話した後で、彼は寝て、僕はシャワー、着替え、ひげ剃り、爪切り、滞在ブログ更新。初めて一人でお店にひげ剃りを買いに行った。
彼の起きないのを良いことに作業していたら
「なんで起こさないの?」と笑って怒られる。そういえば、何時に起こすか聞いたんだった苦笑
で、車でアディーナの家へ。プレムの育った街でもあるらしく、少し遠回りして見せてもらう。途中に偶然彼のお兄さんに出くわす。なんだか縁を感じる旅だ。
アディーナの家の近くで駐車出来ずにいるイリットに遭遇。笑
テルアビブはすごく車が多くて駐車するのが大変だ。
ともあれ駐車して建物に入るとナバと遭遇。一緒にエレベーターに。
アディーナ宅では、タル、ハヤ、アナットが来てて既に酔っ払っていた。アディーナは想像通りハートフルな人だった。旦那様にも挨拶する。
小さなお土産を渡したら、彼女から食べ物やお守りをもらった。食事はチキンと野菜を煮たものや豆類、サラダ。ポリッシュ料理らしい。「日本と似てるでしょう?いいえ違うわ!」みたいなことを言われて、あぁ、アーティストってこうだよなぁ、と思う笑
帰りしなにアディーナの本にサインを入れたのをもらった。
そうそう、ヘブライでテンはあげる、じゃなくて、くれくれ!って意味なのに気付いて、確かにそうだよなあ、と思った。苦笑
皆がヘブライで僕の最後の二日間のスケジュールについて議論しているのを横目に美味しく料理を頂く。アイスを食べ過ぎた。明日はアディーナのクラスに出てからテルアビブ見物、コーヒーショップ、ダンス?、明後日は荷物をとって回って(イリットとプレムの家にそれぞれある)、アミールの展示を見てから、ホモスパーティ、空港、かな?
帰り道、ハヤ、プレムと三人で車を探すも15分くらい見つからなかった。テルアビブはそういう街なんだそうだ。楽しい散歩。で、プレム宅に帰宅。
「数分無視するけどごめん」と言いつつ、しっかりとソーニャにハグするプレムを横目に家に入る。こっちの人たちのこういうところすごく良いな。イリットとナベもそう。
フェイスブックでオリがコンタクトをくれたので、帰る前に電話するつもり。多分、会えないな。
プレムと少し話して、二人が寝てしまったので、ブログを更新して、眠るところ。
24th May 10
起床。パフォーマンスの準備に追われる。気が急いでしまうのに、手が動かない。ある時、形が見えてきて同時にバッテリーもそろそろ。
会場近くに移動して詰めの編集の30分。一番集中した瞬間かも。
パフォーマンスのセッティングは単純なものだし、すぐ終わった。爆音は難しいみたいだけど、こんなちゃんとした機材でやらせてもらえるのを楽しむことにシフトした。
とにかくパフォーマンスが終わった。
ハヤ アナット ナバ
イリット、ナベ
沢山集まってくれた。
興味を持ってくれたペインターとナチュラリストに話しかけられる。
すごく肩の荷が降りた気分で、ぶらぶらしてから、キャンプのシャワーを浴びる。隣が女の子のシャワー室(と言っても屋外に囲いをつくっただけ)でどっかの女の子の影が壁に写ってるのを教えてもらうも、とかく冷静に振舞う。笑
ジャグリス レゲエバンドを見てから、日本好きの子のテントに行き、アーティストを紹介してもらった。フェスティバルの会場にあった電球のクモは彼の作品だった!!
それからまた、ずっとステージ近くでビール飲んで踊って過ごす。
ヘロヘロになった最後の五分、プレムも横で踊ってた。
夜、プレムはソーニャが心配なので帰るというので、一人キャンプに残る。
ごそごそとご飯を探しに行って、オリと会う。昼間何度か話した男の子で気にいってくれてるみたい。
それからテントに戻って眠る。煙草が切れたので、シケモクを吸った。
23rd May 10
may, 23, 2010
at activism festival
with Ira
23rd May 10
アミール宅で泥のように眠ってしまった。多分、滞在の疲れが出始めている。いろいろあって、彼のミーティング先について行くことに。彼は今、アニメーションに音をつけているみたい。昨日一緒に録音したやつも使うと言っていた。ミーティングを横目に電源を借りて音編集。全然出来ていなくてすごく恐ろしい。作業が始まったころナベ到着。ずっとネイブだと思ってたけど、ナベだった。笑
一緒にエルサレム市街へ出る。
僕は録音。彼は僕を撮影。矢川とつくった映画を思い出す。
旧市街の古い町並みで録音。イエスのつまづいたとされるところで、誰かがつまづくのを待ってみたりした。笑
お土産にアルギラ(と呼ぶようだ。例のアラブの水煙草)や、腰巻き、ハーブティーなどを買う。ナベがいるので、すごく安い。
で、豆じゃないホモスを食べる。すごく美味しい!豆の方のホモスについての誤解をナベに伝えると笑っていた。
最後は嘆きの壁で経験なユダヤ教徒が唱える祈りを録音。壁に手をあてて聞いていたら、沢山の人のエルサレムに向かう気持ちが少しだけわかり、複雑な気持ちになる。ただ、争いを止めろなどとは言えない問題がここにはあるのだと思う。
それからナベの家へ。いくつか彼の作品を見せてもらう。イスラエルの兵士達を描いたものや、エルサレムに関するドキュメンタリー。印象的だったのは、ディズニーの”アラジン”の映像で始まって、曲にのせてイスラエルの兵士達やエルサレムの様子を重ねたビデオアート作品。なぜだか、泣きそうになってしまった。彼の悲しんでいるのが伝わってきたのだと思う。
それからイリットが迎えに来てフェスティバルの森へ、僕を送ってくれた。
フェスティバルでプレムを待っていると彼氏に連れられてきた女の子と知り合う。日本語をいくつか教えて、代わりにヘブライを習うも、全く覚えられない。書いている現在、数字の一も思い出せない。
イスラエルの人たちは日本語を教えるとすごく覚えが良くてびっくりする。
で、評判の”DJ markey funk”を待っているうちにイリットとナベは帰らなきゃいけない時間に。その前のバンドは楽しい感じなだけの人たちで、イリット達は悪い音楽しか聴けずに帰るのが悲しいと言っていた。
ポップなだけの音楽に少し辟易していたけど、皆楽しそうだから、イスラエルの人たちはこういうのが好きなのかと思っていたから、ナベがそう言ったことにちょっと安心した。笑
その後のDJは本当に良くて、渋かったけど楽しい感じだった。昨日キッチンで会ったお姉さんも来てて少し話す。
調子にのってビールを飲んでしまった。あと、踊ってる女の子が綺麗で、外国な感じ。
それから少し遅めのご飯。高校生くらいみたいな女の子達も食事を配ったりしている。こういう”ごたまぜ”な場があるのは大事なことだ。そういえば、昨日ムスリムの女の子達と話した時もよかった。ジューイッシュだけのお祭りではない、っていうのはすごく嬉しい。
ご飯をお代わりするときに配給の男性(フェスティバルではご飯はフリーだ)と話す。明日のパフォーマンスに呼んでしまった。まだ準備出来てないけど、ちゃくちゃくとハードルをあげる。
テントで少し眠る。
プレムとソーニャが来る。彼の今日の仕事が終わったようだ。
忙しくてごめん、と言われる。
いいひと!
少し話して、liveの使い方を覚えるところから、音編集をする。
23rd May 10
20th
結局死海で疲れて森へ帰るガッツを失い、イリット宅に泊めてもらった。naveと彼のお姉さんが夜中に来て、少し話す。
でも、僕はパフォーマンスの準備。
深夜、横浜の恋人に記念日のSkypeをするも、泣かれてしまう。今、遠くて見えないものが沢山ある。近くて見えないものが見えるかと思ったのだけど。。よくわからない。
イリット宅にて起床。
プレムが迎えに来てくれるまでの間にむらしとSkype。
Liveの使い方を少し教わる。
で、森へ。車中、新聞やジャーナリストの話しやブレヒト戯曲の話。
森ではフェスティバルが始まって皆忙しそう。
僕らのトイレットを見た?と言われ、すごく嬉しい気持ちになる。トイレをつくるところから活動してるんだよね。うん。
キッチンの手伝いを求められたのでついていく。寡黙な浅黒い肌のおじさんがコック長。皿洗いをしていると、下積みをしている気になる。
キッチン部署のノリの良いお姉さんは音楽、それも実験音楽が好きらしく、仲良くなる。
プレムとテントを建てて、荷物を持っていくと、疲れが溜まっていたようで、眠ってしまった。それから夜に現代音楽のコンサートがあるというので、ひとりエルサレムのギャラリーへ行くことに。待てども待てどもバスが来ない。フェスティバルの入り口で待っている間に、物乞い?の若いお兄さんと少し話す。彼がタクシーをつかまえてくれたので飛び乗る。
コンサートが行われるギャラリーの前でアミールと会う。向こうは一目でわかったよう。
ちょこちょことよく動くすごくファニーな人だった!この日はアミールのお宅にお世話になる。家につき、彼のつくってるアニメーションのための音楽、の録音を一緒にする。いろんなところを叩いたりノコで切ったり…。ちょっとハイな感じだった。それから、恒例の?音ファイル交換笑
パフォーマンスの音編集をしようと思っていたけど、眠ってしまった。
20th May 10
may, 19th, 2010
20th May 10
起床。プレムは寝坊。
プレムのガールフレンドのソーニャがヨガの瞑想をしている横でこっそり一服してから、シャワーを借りる。
プレムも起きてきて、朝ご飯にシリアル。二種類のシリアルをどっちにする?と聞かれて、昨日の会話を踏まえてきっぱりと答えたのに、両方混ぜる?と切り返されてあっさり撤回する笑
プロジェクトのコーディネータ山岡さんからのメールで、ここイスラエルで宗教や政治の話をすることを思う。
皆、それぞれ主張はあって、その種のことを教えてくれたりするんだけど(そういえば黄色いリボンを結んで走っている車はセトルメントの推進派であることの表明だったりする。タクシーとかにも多い)何となく聞きづらいような空気はやっぱり持っている。この集まりはユダヤ系?アラブ系?とか考えてしまうのは日本人の悪いところかもしれないけど、やはりそんな空気は、なんとなくある。どうしてもアラブ人同士、ユダヤ人同士で固まってしまうことの方が多いようだ。(タルもそう言っていた)
そう考えるとニスリーンはかなり特異な存在なのかもしれない。イスラエルで学び、パレスチナで教えている。
あと、エルサレムはもちろん宗教的にとても大事な場所なんだけれど、経済的にもおそらく、そう。かなり大量の観光客が来るはずだ。今はベツレヘムや他の名所はパレスチナにあって、それぞれ分け合っているみたいな感じがする。
そんなことを考えているうちに車酔い→眠る→森につく
虫の声を録音する。どうやら風が吹くと鳴き止むみたい?
太陽に喜んでいるみたい。どうやらバッタ類と、小さな蝉がいるみたい。通りがかりの女の子に、マイクを通して音を聴かせてみたりした。
録音にちょっと疲れて、ぶらぶらしていると、パフォーマンスアーティストのミラに声をかけられて、彼女のリーディングパフォーマンスを録音する。ヘブライで意味はわからないけれど、安心させてくれるような声。聞くと、両親が四人いて(亡くなったらしい)そのお父さんの生涯や自分の生涯について、普段から書き溜めている詩(対話の形式)などを読んでいるとのこと。
その後、ごはん。イスラエルで僕はいつも食べすぎている。
マルゲリータに彼女の友達を紹介してもらう。さっき音を聴かせてあげた子は日本が好きらしく、腕に桜の刺青までしてた!少し話す。
その後プレムにミラを紹介して、それから彼女に日本語で愛、大地、生、父、母などを教える。代わりにそれらのヘブライの言葉を教わる。
テン、っていうのはヘブライでgiveっていう意味だった!
ものをあげるパフォーマンスをしようかな。。
ちなみにミラ、は言葉っていう意味。
それから森を出て、イリットのところへ。死海へ向かう。
車中イリットが「ハケ、ハケ」と連呼。待て待て、って意味らしい。言葉ってすごく文化だなぁ、と思う。
死海へ!
車中イリットの彼氏のネイブと撮影、録音の約束をする。僕の録音してるところを撮影したいみたい?何か一緒につくれるといいな。
砂漠の中を通っていく。砂漠の中に住む人々の村を見かける。イスラエルの砂漠は少しながら草も生えて、他の(例えばゴビ)砂漠とかより過ごしやすいそうだ。どんどん下っていって、海面より下へ。で、湖畔について車から降りて水辺へ。さらに五分下ってうろうろして、泥を超えてやっと泳げるところに。水は浅くてしかも塩と粘土で固まった破片が転がっているから、結構痛かった。水は本当にすごくしょっぱくて、目に入って大変だった。
ひとしきり泳いでから、水辺でコーヒーと煙草。東京はきちんとしたブロック分けがないのに、どうやってその住所にたどり着くの?と聞かれ、うまく説明出来ずに困る。今思えば「知らない」って言ったって良かったのに、変に困ってしまった。日本人的メンタリティと英語力の無さの相乗効果でディスコミュニケーションを呼んでしまう気がする。
帰りの車の中では寝てしまってイリットの彼氏ネイブと金曜に撮影・録音をする約束をしたのだけれど、細かい話が全然出来なかった。
今日はイリットの家にお世話になっている。彼女は来月にやる予定のパフォーマンスの準備で忙しそう。僕も土曜日12時にパフォーマンスをするので、そのためのMAX/MSPのパッチをつくるところから。突貫工事ですごく不安。がんばる、つもり。