may, 19th, 2010
起床。プレムは寝坊。
プレムのガールフレンドのソーニャがヨガの瞑想をしている横でこっそり一服してから、シャワーを借りる。
プレムも起きてきて、朝ご飯にシリアル。二種類のシリアルをどっちにする?と聞かれて、昨日の会話を踏まえてきっぱりと答えたのに、両方混ぜる?と切り返されてあっさり撤回する笑
プロジェクトのコーディネータ山岡さんからのメールで、ここイスラエルで宗教や政治の話をすることを思う。
皆、それぞれ主張はあって、その種のことを教えてくれたりするんだけど(そういえば黄色いリボンを結んで走っている車はセトルメントの推進派であることの表明だったりする。タクシーとかにも多い)何となく聞きづらいような空気はやっぱり持っている。この集まりはユダヤ系?アラブ系?とか考えてしまうのは日本人の悪いところかもしれないけど、やはりそんな空気は、なんとなくある。どうしてもアラブ人同士、ユダヤ人同士で固まってしまうことの方が多いようだ。(タルもそう言っていた)
そう考えるとニスリーンはかなり特異な存在なのかもしれない。イスラエルで学び、パレスチナで教えている。
あと、エルサレムはもちろん宗教的にとても大事な場所なんだけれど、経済的にもおそらく、そう。かなり大量の観光客が来るはずだ。今はベツレヘムや他の名所はパレスチナにあって、それぞれ分け合っているみたいな感じがする。
そんなことを考えているうちに車酔い→眠る→森につく
虫の声を録音する。どうやら風が吹くと鳴き止むみたい?
太陽に喜んでいるみたい。どうやらバッタ類と、小さな蝉がいるみたい。通りがかりの女の子に、マイクを通して音を聴かせてみたりした。
録音にちょっと疲れて、ぶらぶらしていると、パフォーマンスアーティストのミラに声をかけられて、彼女のリーディングパフォーマンスを録音する。ヘブライで意味はわからないけれど、安心させてくれるような声。聞くと、両親が四人いて(亡くなったらしい)そのお父さんの生涯や自分の生涯について、普段から書き溜めている詩(対話の形式)などを読んでいるとのこと。
その後、ごはん。イスラエルで僕はいつも食べすぎている。
マルゲリータに彼女の友達を紹介してもらう。さっき音を聴かせてあげた子は日本が好きらしく、腕に桜の刺青までしてた!少し話す。
その後プレムにミラを紹介して、それから彼女に日本語で愛、大地、生、父、母などを教える。代わりにそれらのヘブライの言葉を教わる。
テン、っていうのはヘブライでgiveっていう意味だった!
ものをあげるパフォーマンスをしようかな。。
ちなみにミラ、は言葉っていう意味。
それから森を出て、イリットのところへ。死海へ向かう。
車中イリットが「ハケ、ハケ」と連呼。待て待て、って意味らしい。言葉ってすごく文化だなぁ、と思う。
死海へ!
車中イリットの彼氏のネイブと撮影、録音の約束をする。僕の録音してるところを撮影したいみたい?何か一緒につくれるといいな。
砂漠の中を通っていく。砂漠の中に住む人々の村を見かける。イスラエルの砂漠は少しながら草も生えて、他の(例えばゴビ)砂漠とかより過ごしやすいそうだ。どんどん下っていって、海面より下へ。で、湖畔について車から降りて水辺へ。さらに五分下ってうろうろして、泥を超えてやっと泳げるところに。水は浅くてしかも塩と粘土で固まった破片が転がっているから、結構痛かった。水は本当にすごくしょっぱくて、目に入って大変だった。
ひとしきり泳いでから、水辺でコーヒーと煙草。東京はきちんとしたブロック分けがないのに、どうやってその住所にたどり着くの?と聞かれ、うまく説明出来ずに困る。今思えば「知らない」って言ったって良かったのに、変に困ってしまった。日本人的メンタリティと英語力の無さの相乗効果でディスコミュニケーションを呼んでしまう気がする。
帰りの車の中では寝てしまってイリットの彼氏ネイブと金曜に撮影・録音をする約束をしたのだけれど、細かい話が全然出来なかった。
今日はイリットの家にお世話になっている。彼女は来月にやる予定のパフォーマンスの準備で忙しそう。僕も土曜日12時にパフォーマンスをするので、そのためのMAX/MSPのパッチをつくるところから。突貫工事ですごく不安。がんばる、つもり。